あがた森魚 AV女優 |
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ユニークな声や音楽で歌われれば我々も子供も楽しく、真似てしまう、つい口を発し歌いやすくなります。あがた森魚「森の小人」やヤン富田「やぎさんゆうびん」、特に八代亜紀「証城寺の狸囃子」なんて本当に楽しくさせてくれます。大人も楽しめるアレンジなんですよ。高田漣「赤とんぼ」なんて当に大人になってからしみじみ口ずさむ時のような仕上がりです。ただカヒミカリィ・大友良英「からたちの花」までいくと、何かお迎えがやってくる領域にまで達してますけども。坂本龍一・中谷美紀「ちいさい秋みつけた」も金剛杖をついて浄土へ向うような欝アレンジです。「旅愁」にほっとさせられました。一方キセル「かなりや」の後半展開やキリンジ「埴生の宿」のトロピカルな明るさは新しい時代に相応しい息吹です。 他方でやはりにほんのうたは「この道」等“美しさ”を秘めるものであり、その美しさと親しみやすさとの接点を担ったのは大貫妙子、最高の選択だと思います。その透明な声、凛としつつしなやかで抑制的な表現。形容しがたい静かで優しい風がこころをとおりぬけてゆきます。 一曲目に戻ったとき、三波春夫の味わい深い音色が一度目よりも一層しみてきこえることを実感しました。コーネリアスのアレンジにも歌心があり、歌声を彼方まで運んでいます。
性質の異なる3枚のミニアルバムを一枚にまとめるというのは、コスト上やむをえないとはいえ、リスナーとしては、正直しんどい部分は多々あります。 とはいえ、当時としては異例の6ヶ月連続リリースという前人未踏の偉業を全くもって無名に近い彼らがやってのけ、しかもそれを容認したコロンビアレコードは本当にすごいと思います。 特に最新型と超音速の二枚は後追いでしたが、よく聞き込みました。特に超音速のピチカートは、初期の野宮氏加入後の初期傑作ではないでしょうか?これだけBPMとは違い、アルバム全体から勢いを肌で感じ取れるアルバムは少ないと思います。
六郎さんの絵も、あがたさんの歌も、現ワールドスタンダードの鈴木惣一郎氏のサウンドも奇跡のようにマッチしていて、魅惑の昭和不思議ポップ空間を形成しています。 デッドめなエコー感と、のびのびしたあがたさんの歌唱も冴え渡り、バンドネオン以後のあがた作品のなかでも、かなりの傑作アルバムです。 どこか「日本少年」にもあった、ここにいてどこかを憧憬する感覚、それを「七つの海」から「季節」にパースを合わせかえた、(中耳炎かおたふくでお外に出られないかのような)少年の夢世界のようにもなってるところが興味深いです。 悪夢的なところはまるでなく、あがたさんのタルホロジカルな音楽が好きな方にはストライクゾーンど真ん中な筈です。 1月から12月までの歳時記音楽と言うと、大瀧詠一氏の「ナイアガラカレンダー」が浮かびますが、このアルバムは、12ヶ月の順番はばらけています。 そのせいで冬に夏を想ったり、夏の気分に秋を偲ばせてくれたりしつつ、あがたさんのアルバムの中でも屈指のトータリティーがあります。 特に胸を締め付けられるような鉄琴楽器の音色で入る「夏の翼」は希代の名曲ではないでしょうか? 大おすすめ。
海辺の小さな町の古い旅館が舞台です。 開発による旅館の閉鎖間際という最後の夏休みに、従姉妹(中嶋朋子)がつぐみの町に帰ってくるところから物語が始まります。 つぐみの恋人になるのは開発側の社長の息子(真田広之)。 病弱な暴君のつぐみが切れて障子をやぶくところや、お風呂のなかでウクレレで歌「きりんのダンス」?を歌うところが印象的です。 相手役が真田広之というのはちょっと年齢があわないような気もしますが、ほかのキャストはいい感じです。 原作の雰囲気をおおむねおさえている感じです。 初期のころの牧瀬さんかわいくて大好き。前髪ぱっつんとまっすぐにきってあって、大きな目に棒読みのせりふ。乱暴ではっきりとした口調。 アンバランスな魅力です。 「幕末純情伝」も面白いですよ。
小さな惑星の小さな出来事を、ゆっくりと淡々と語る短編集です。 いい意味でいつの間にか眠ってしまうほどリラックスさせてくれました。 何度でも飽きずに見入ってしまいます。 疲れたときにもおすすめです。
はっぴいえんど、はちみつぱい、ムーンライダース、荒井由美、南佳孝、吉田美奈子、シュガーベイブ、大貫妙子・・等々のファンの人は、読んだら、かならず、ひとつやふたつ、「へえ、そうだったんだあ」と思えるような、コメントに出会えるのです。 風都市・・70年代前半に東京・関西で新しい音楽の在り方を企画し、運営していた人々。ぼくの場合は、はっぴいえんどの73年9月のコンサートの企画・運営をした・・というので名前だけ知っていただけ。 けれども、この一冊を読んで、新しいことを始めるときには、核になる人たちがいて、ネットワークができていって、そして、事が仕掛けられるというようなことで、実に深く理解できたような気がします。 当時の関係者、企画サイドの人、そして、ミュージシャンに対する綿密なインタビューがなされていて、その結果、発せられるコメントが、それぞれに素晴らしい。 この記事のタイトルに記した人の音楽に興味のある人たちには、その当時のその人たちのあり方、感じ方を、語られた生の言葉で味わうことのできる嬉しい一冊です。
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