杉田二郎 AV女優 |
|
AV女優 > 杉田二郎
69件表示
「ロックグループ」メンバーである「たいせー」プロデュースによるこのアルバムは、その選曲、構成においてオーソドックスながら非常に良い選択をした。学校教科書に採用されている曲や、定番曲、また『モーニング娘。』のナンバーである「ふるさと」を挿入するなど、Folk Songになじみのないものでも、肩肘張らずにその世界に触れることのできる楽曲をそろえており、この点では見事!と言いたいほどである。 しかし、シンガーソングライターを目指して脱退したはずの市井の軽快な歌声は、Folk Songが持つ魅力「その時代の悲しさ、叫び、希望的観測」を伝えることはできなかった。 これは現代においてFolk Songを再構築することの難しさを物語る。 安田を筆頭に、安倍、飯田の持つ安定した音声を用いず、市井、中沢の軽妙な声色を採用したのは、イメージ上は正解だったのではないか。実際たいせーによって構成された曲はいずれもポップで明るい。 しかし、サブの中澤が彼女の声色のおもしろさを示す一方で、市井は本来曲の持つリズムや詞の感情を伝えることを成功したとは言い難い。 例えば、6曲目の「花と小父さん」を、畠田理恵版や植木等版と比較してみたとき、そのリリカルな表現を果たして視聴者対して提示できているといえるだろうか。これは市井とたいせーの消化不足に他ならない。 とはいえ、このアルバムは特に小学生中学生の、Folk Songを知らない世代に訴える力は持たないとしても、その入り口になることは十分にありえる。 このアルバムを楽しんだ人が、過去の曲としてではなくこれらの曲になじみ、原曲や他のカバーを聞いて聞き比べることがあったなら、それだけで十分に価値があるのではないだろうか。
ちょうどその頃に世間を騒がせていたという山梨県甲府市の女子高生集団売春事件に題材を得た作品だそうで、事件を取材するルポライターのヒロインを演じているのが岡本麗です。 岡本は俳優小劇場附属養成所出身で舞台の経験も多少あったので、演技には新人離れした安定感がある。 成人映画につきものの濡れ場もなかなか大胆。まじめに取り組んでいて好感がもてる。 後年、映画やテレビドラマの名バイプレイヤーとして開花するだけの原石を感じさせた、という気がします。 演出の曽根中生は神代辰巳や小沼勝らとならんで日活ロマンポルノを代表する有名監督ですし、共同脚本にはのちの相米慎二監督が杉田二郎のペンネームで参加しているから、ついつい期待してしまいましたが、作品としては不発に終わったようです。あくまでも私見ですが。 ドキュメンタリーの手法を取り入れるなど、くふうの跡も見られますが、総じて辛気臭くて退屈。 あの時代のアングラ系の日本映画にありがちなムードというか、ある種の挫折感を漂わせています。
ページ: | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | ... | 次のページ | 1/7 |